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不動産担保ローンについて

抵当順位二位でも組める不動産担保ローンも

抵当権が二位でも組める不動産担保ローンも

私はハンバーガーの店を始めて、今年で3年になる。おかげさまで常連さんができて、売れ行きは上々だ。わざわざ隣町から買いに来てくれるお客さんもいる。その人たちがもっと簡単に買えるように、移動販売車を導入しようと考えた。もっとお客さんが増えるかもしれない。

私は体が大きいから、移動販売車を作るなら1tトラックをベースにしたい。デザインにこだわり、調理に必要な道具や什器を揃えるなら500万円くらいは必要だ。だが私の商売はやっと黒字を出せるようになったばかりで、余裕があるとは言い難い。そこで融資を受けることにした。

私には25歳の時に2,500万円で購入した自宅がある。これを担保にすれば500万円くらい余裕で貸してくれるだろう。まずは日本政策金融公庫に掛け合ってみた。ここは金利が低くて、担保を提供すると標準金利でも2%以下になる。条件次第で1%を切ることもある。融資される金額も大きい。

だが結果は芳しくなかった。せっかく綿密な事業計画書を用意したのに、審査に落ちてしまった。どうやら「抵当権」が引っかかったらしい。私の自宅はまだ住宅ローンが残っている。定年で完済できるように組んだから、あと15年だ。ところが、その間は自宅に「抵当権」が設定されて、完済しない限り解除できない。

抵当権は、融資された金を返済できなくなった時に、担保を売却した金を優先的に回収できる権利だ。順位が下になるほど取り分が少なくなって、債権が残るかもしれない。担当者の口ぶりから銀行はどこも抵当権1位でなければダメなんだろう。

だからと言って、簡単に移動販売車を諦めたわけじゃない。これは事業を拡大できるチャンスでもある。何か他に方法がないかインターネットで探していたら、「不動産担保ローンについてはこちら」と書かれたリンクを無意識にクリックしていた。

移動先のページには、不動産担保ローンについて詳しく書かれていた。どうやら、ノンバンク系の不動産担保ローンなら、抵当権が2位になっても融資してくれるらしい。「ノンバンク」とはいわゆる消費者金融だ。以前、カードローンを申し込んだが、確かに銀行よりも審査が早くて、簡単に貸してくれた。

さっそく私は、友人の紹介で地元にあるノンバンクに相談してみた。日本政策金融公庫や銀行の窓口は事務的だが、そこの担当者はとてもフレンドリーで、私が抵当権のせいで借入できないと話すと、「どうにかなるかもしれません。まずは審査を受けましょう」って言ってくれた。それだけでも私は嬉しかった。

指定された書類を揃えて待つこと3日。結果はOKで、希望の500万円を融資してくれることになった。その担当者は「住宅ローンの返済が進んでいるので、たとえ2位でも500万円くらいの担保力はありますよ」と喜んでくれた。私の事業計画も評価されたらしい。

私は迷わず不動産担保ローンを利用した。確かに金利は日本政策金融公庫よりはるかに高い。住宅ローンを完済しているなら、日本政策金融公庫を利用した方が得だ。けれども返済が残っている私にノンバンクは手を差し伸べてくれた。だから不満はない。

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